そろそろインフルエンザの予防接種の季節ですね。
みなさん、インフルエンザの予防接種は受けていますか?
うなぎいぬは、毎年予防接種を受けています。
というか、病院の職員は、必ずインフルエンザの予防接種をうちます。
うちの子どもたちも毎年うっています。
正確には、下の子は今年からですが。
毎年この時期の産科外来でよくある質問が、
『インフルエンザの予防接種はうった方がよいでしょうか?』
インフルエンザの予防接種はうつべきでしょうか?
世の中的には賛否両論あるようですが、
結論からいうと、
インフルエンザの予防接種はうった方がよいです。
特に、子ども、妊婦さん、高齢者はうつべきです。
というか、病院の職員は、必ずインフルエンザの予防接種をうちます。
うちの子どもたちも毎年うっています。
正確には、下の子は今年からですが。
毎年この時期の産科外来でよくある質問が、
『インフルエンザの予防接種はうった方がよいでしょうか?』
インフルエンザの予防接種はうつべきでしょうか?
世の中的には賛否両論あるようですが、
結論からいうと、
インフルエンザの予防接種はうった方がよいです。
特に、子ども、妊婦さん、高齢者はうつべきです。
ややこしいので要点をまとめておきます。
■
インフルエンザの予防接種をうてばインフルエンザにかからない?
残念ながら、インフルエンザワクチンには、
感染を予防する効果はありません。
じゃぁなんのためにうつの!?
というもっともな疑問には、次の項目でお答えします。
インフルエンザの予防接種をうっても、
インフルエンザには感染しうりますが、
発症を予防したり、
発症しても症状が重症化するのを予防する効果があります。
■
なんのためのワクチン?
予防接種してもインフルエンザにかかるかもしれないなんて、
うつ意味ないじゃん!!
と、殆どの人が思いますよね、、きっと。
でも、そもそもの目的が、『感染予防』ではないのです。
インフルエンザの予防接種の目的は、
『感染しても、発症や重症化をおさえる』ことです。
毎年、小児科にはインフルエンザ脳症の子たちが入院してきます。
うなぎいぬは産婦人科なので、直接受け持つことはないですが、
小児科の先生から話を聞くだけでつらいです。。
インフルエンザにかかって、運悪く脳症になってしまうと、
運良く意思疎通がとれるとしても色々な後遺症が残りうります。
で、小児科の先生に聞くと、
インフルエンザ脳症で入院してくる子たちはまずほとんとが、
予防接種をしていない子たちなのだそうです。
インフルエンザのせいで、子どもに麻痺が残ったりするだなんて、
もしかしたら、意思疎通もとれなくなるかもしれないだなんて、
ゆるせません!!
予防接種でその確率が少しでも下げられるなら、
絶対にうつべきです。
ただ、残念なことに、
インフルエンザ脳症がどれほどひどい状態かというのが、
普通の人にはなかなか分かりづらいですよね。
インフルエンザにかかったことがある人は多いと思います。
高熱がでて、関節痛もあって、しんどいですよね。
インフルエンザ脳症のこわさを知らないと、
『痛い思いをして予防接種うっても、
どうせかかるかもしれないなら打たなくていいや、
と思ってしまう人がいるのも無理はありません。
でも、脳症になってからでは遅いのです!
転ばぬ先の杖、ってやつです。
それに、やっぱり予防接種した子は、
インフルエンザにかかってもあまり熱が高くはでなかったり、
症状が軽くすんでいる印象があります。
子どもにはぜひ、そして子どもにうつさないためにも、
お子さんがいる家族はぜひ、予防接種をうちましょう。
■
インフルエンザの予防接種はいつ頃うつべき?
ワクチンの効果は、接種後2週後〜5ヶ月くらいとされています。
はやいと10月頃からインフルエンザが流行りだす年もありますし、
遅いと3〜4月頃までインフルエンザにかかっている人がいることを考えると、
10月中にうつのが一番効果的だと思います。
■
予防接種以外にインフルエンザにかからないようにする方法はない?
あります、いわゆる自分の『免疫力』です。
これはあくまで日頃の印象で、
医学的根拠がある話ではないのですが、
普段から風邪をひきやすい子は、
わりと毎年インフルエンザにもかかりやすい気がします。
よく食べて、よく寝て、
しっかり体力をつけておくと、
普段から風邪もひきにくいですし、
インフルエンザにもかかりにくいと思います。
ということで、最後にもう一度まとめると、
ü インフルエンザの予防接種はうちましょう!
ü 予防接種をしても、かかるかもしれないけれど、重症化を防げる。
ü 自分の免疫力が一番大事!よく食べてよく寝て、体調整えておきましょう!
妊娠中でもワクチンうっていいの?という疑問には、
こちらで回答していますので、ご参照ください。