精子の運動率を可逆的に抑制する成分の、マウスでの研究結果が発表されました。
Inhibition
of sperm motility in male macaques with EP055, a potential non-hormonal male
contraceptive
これが薬として実用化すれば、
『男性用ピル』的なものになります。
可逆的に抑制、というところがポイントで、
可逆的に、というのは、ちゃんと戻る、という意味で、
薬を飲んでいる間だけ精子の運動率が下がることで避妊効果があり、
薬を飲むのをやめれば、また精子の運動率は戻る、
ということです。
ヒトで使える薬になるかどうかまだ分かりませんが、
実際に『男性用ピル』が実用化したとしても、
女性は女性で、
ピルには避妊効果以外にも女性にとってありがたい効果がたくさんあるので、
必要な方にはおすすめです。
特に、生理痛がひどい人や、生理の量が多くて困っている人は、
ピルで生活の質がものすごく改善することもあるので、
ぜひ一度産婦人科へ相談しに行ってみてください!
でも、男性が自分で避妊できる、というのはいいコンセプトです。
安全な薬として実用化するといいですねー。
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