こんにちは、うなぎいぬです。
うなぎいぬは産婦人科医なので、漢方薬も活用しています。
漢方といえば最大手はツムラさんです。
先日、ツムラの営業さんとお話していて、面白い話を聞きました。
漢方薬といっても種類はたくさんあって、
ツムラからでているのだけでも138種類。
それぞれ生薬の配合が違うので、もちろん薬価も違います。
特に、“人参”が入っているのは高いのだそう。
“人参”というのは、いわゆる普段食べてるにんじんではなくて、
朝鮮人参とか高麗人参とかいわれるものです。
すごく栄養価が高いことで有名で、
漢方薬だけでなく、サプリや朝鮮人参をつけたお酒などが売られています。
そういえば、うなぎいぬの母親も、すごく冷え性で寝つきも悪いからと、
寝る前に朝鮮人参酒を一口飲んでいた記憶があります。
で、朝鮮人参、なぜ高いかというと、
理由は、稀少だからだそうです。
5年人参とか、10年人参とか、
とにかく多年草なのですが、
収穫まで年数がかかる上に、
収穫後は何にも育たなくなるくらい、土の養分を吸い取ってしまうのだそうです!
なるほど、、
栄養価がめちゃめちゃ高いと言われるだけあって、
そんなに養分を吸い取ってしまうんですね。
中国は国土が広いので、それなりに栽培できるのだそうですが、
土地に余裕のない日本ではたくさんは収穫できないのだそうです。
それでも、長野などでは少し栽培されているそうですが。
それにしても、すごい植物ですね。
養分を吸いきってしまう人参、、見直しました。
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