かわいい子どもの誕生を望んでいる世の中の夫婦は、
妊娠が分かったとき、
それはそれは嬉しさと期待と幸せでいっぱいになると思います。
とても嬉しくて、幸せだからこそ、
残念ながら流産してしまったときの悲しみははかりしれません。
誰にとっても、筆舌に尽くし難い喪失感だと思います。
出血や腹痛を身をもって味わう女性にとっては特に。
産婦人科の診療を何年していても、
流産の事実を伝えるのは本当につらいです。
流産してしまって悲しみにくれている方の中には、
自分を責めてしまう人もいます。
遠出したのがいけなかったんじゃないか、、
仕事を続けていたのがいけなかったんじゃないか、、
あれを食べたのがいけなかったんじゃないか、、
と。
みなさん、自分を責めないでください!
初期の流産にはこういった生活習慣はまったく関係ありません!
なぐさめで言っているのではなく、それが事実なのです。
全妊娠のうち、15%程度は初期に流産してしまうといわれています。
15%というのはかなりの頻度です。
これはなにが悪いわけではなく、
たまたま、その受精卵はそれ以上成長することができなかったのです。
それでも悲しいのは悲しいですから、
存分に泣いていいと思います。
でも、自分を責めずに、
落ち着いたら、ぜひ前を向いてほしいと思います。
そして、世の男性たち、
もし流産してしまっても、決して奥さんを責めないでください!
奥さんはなにも悪くないのです。
もちろん、ご主人も悪くないです。
『一緒にまたがんばろう』と優しく声をかけてあげて下さい。
でもまれに、流産を繰り返してしまうことがあります。
3回以上繰り返す場合、
『習慣流産』といって何らかの原因がある可能性がありますので、
産婦人科で相談しましょう。
しつこいですが、
流産しても決して自分を責めないでください。
初期の流産はいかんともしがたいものなのですから。
2017年7月12日水曜日
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