2018年1月10日水曜日

虫歯菌予防のために、子どもと箸やスプーンを分けるべき!?

こんにちは、わりとラフな子育てをしているうなぎいぬです。

子どもに虫歯菌が感染するのを予防するために、
親と子どもの食器を完全に分けている、という方、少なからずいると思います。
そういう方は、おそらく子どもにキスもしないように気をつけているでしょう。
そこまで徹底できるのは、尊敬します。

我が家はというと、、お恥ずかしながら、全く気にしていません。

虫歯菌の感染なんて、虫歯に関係ない、と思っているわけではないんです。

色々なエビデンスがでていますが、事実として、

  虫歯菌が少ないにこしたことはない
  歯のはえはじめ〜はえ揃う2歳半頃までが特に要注意

というのは確かなので、気をつけるにこしたことはないです。

ただ、100%感染を防ぐことはなかなか難しいです。

ついうっかり自分のお箸であげてしまうこともあるでしょうし、
大人が食べているものを欲しがることも多々あります。

子どもはほんとうにかわいいので、ついついキスもしたくなります。
別にそれはほっぺにチューするくらいなので、虫歯菌とは関係ないですが、
むしろ、子どもがベロベロなめてくることもあります。

ストイックな人はそういう時でも、子どもを虫歯から守るべく心を鬼にして、
たとえ欲しがっても、自分がかじったものは子どもにあげない、
子どもがなめてきたらよける、
など、しっかり対策をしているのだと思います。

それはそれですばらしいことです。
子どもを虫歯から守ることはとても大事なことです。

それが自然に、ストレスなくできる人はぜひ実践して下さい。

ただ、一緒の箸やスプーンを使わないように気にすることは、
かなりストレスにもなると思います。
自分が気をつけることもですが、
パパやおじいちゃんおばあちゃんなどがうっかり自分の箸であげているのを見つけたら注意したりするのも、
言う方も言われる方もだんだんとストレスに感じてくるかもしれません。

もちろん子どものためではあるのですが、
100%予防するのは難しいですし、
多少なりとも気をつけていれば、それでよいのではないかと思います。

どれだけ気をつけても、唾液の飛沫でうつっているかもしれません。

とはいえ、少しでも気をつけていれば、
それだけ虫歯菌の感染は減るはずですから、
100%完璧を目指さなくてもよいのではないでしょうか。

そう考えるようにするだけで、少し肩の力が抜けるかもしれません。

ただでさえ子育ては日々ストレスとの戦いだと思いますから、
あまり真面目に頑張りすぎると、逆にものすごいストレスになってしまいます。

我が家は、“みんな元気で笑顔が一番!!”がモットーなので、
はじめからあまり気にしないことにしました。

甘いものも、みんなで食べるときは子どもも一緒に食べます。
大人だけ食べて、子どもはダメ、はかわいそうですし、
大人も食べなければいいのですが、美味しいものは食べたいですし。

一応、たまには、子どもが寝たあとに大人だけ食べる、
という対策を講じたりもします。


先日、虫歯菌対策にものすごく熱心な知人が、

 4歳までは同じお箸使わないように!

といっていたのが、

 20歳まで!

と輪をかけて熱心になっていました。。

20歳まで気をつける意味はあるのでしょうか?

“虫歯菌感染予防は2歳半〜3歳頃までが大事”

とよく言われますが、その根拠として、

3歳頃までに口腔内の細菌そうが決まるから、

とかいているものがありますが、それはやや語弊があります。

細菌そうが一度決まるとその後かわらない、
わけではなく、
虫歯菌がひとたび歯の表面につくと、その付着力がすごく強いのだそうです。

なので、歯のはえはじめから、はえそろうまでの間、
すなわち3歳頃までの間に虫歯菌にさらさないようにすることがとても大事、
というわけなのです。

我が家はもう少し気をつけた方がいいかな、と反省しつつ、

ものすごく気をつけていて少し疲れているご家庭がありましたら、
少し肩の力抜いてみてください。
育児は楽しまないともったいないですから!

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